お客様の声

握り寿司に最適なお米

フジワラファーム 業務販売 お米

毎日食べているお米もずいぶん昔から言えば変化しています。お米にもブランド競争が激化して特A米の取得が重要視されるようになってしまいました。この特A米の

特徴は粘りがあり冷めても美味しい特徴を持っています。代表格のお米がコシヒカリやあきたこまちです。この様な品種は低アミロース米(軟質米)と言いお餅にする餅米とうるち米の中間に

位置するものです。このタイプのお米は関東以北で多く栽培されていたものですが改良が進んで日本中で栽培されるようになっています。

以前、西日本ではうるち米(硬質米)が多く栽培されていました。夏場の高温でも品質が保たれ保存管理がしやすく粒が大きいので酒米、寿司米として重宝されてきました。

当社のある岡山でも希少品種になってしまった朝日という品種がありますが、まさに寿司米として本領を発揮するお米なのです。今では幻のお米となってしまいました。

特徴は酢との相性良く粘りがないので握り寿司にするとつぶれることが無く一粒一粒が立った状態で口に運ぶとばらけてネタの旨味を引き出してくれるお米です。

イタリア米のお話から寿司のシャリに向く粘りのないお米などあるのですかとのお話を頂いたのでお米について案内をさせていただきました。

当社で栽培しているイタリア野菜、朝日米、イタリア米にしてもずいぶん変わってきていますが、ブームではなく本質を生かした生産と需要が成り立つことが本当の成熟した食文化だと思います。その意味でもイタリアのスローフードの理念はすばらしいです。まとまりのない説明になってしまいましたが朝日米が寿司米として認知されることを夢見て努力します。

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