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お米の話

お米は炭水化物の塊と思われている方がほとんどと思います。肥満の原因その通りです。しかし、原米には食物繊維が宝庫で腸内細菌の活性を助け胚芽にはビタミンやミネラルだけでなく稲が芽吹くための様々なエネルギーが秘められています。毎日食べるお米ですから少しでも栄養を摂取したいのは当たり前です。しかし、精米をして胚芽を無くしてしまうと炭水化物だけの白米になってしまいます。削れば削るほど雑味がなくなり甘味が出てきますが玄米はボサボサして食べつらいです。当社は米屋さんが精米して胚芽を削り落としてしまう白米でなく胚芽を残し健康効果を大切にした分付き精米(3分、5分)を心がけています。米屋さんの白さではありませんが日本人に不足している食物繊維、食べ物をエネルギーに変えるビタミンBや骨の形成に必要なマグネシューム、亜鉛が毎日のご飯から摂取できるのは有り難いと思いませんか?健康面でもきっとお役に立てると信じています。但し、デメリットもあります。1)浸種時間を1~2時間とる。2)残りご飯を保温したままにすると変色する。だから昔の方はおひつに入れ替えていました。おひつに入れるメリット:ひと手間でレジスタントスターチ(カロリーとして吸収されにくい形に変化)となり太りにくい澱粉に変化します。別な容器に入れ替えて冷蔵し食べるときにレンジで温めればレジスタントスターチの形がそのまま残り気にすることなくご飯を楽しむことができます。ご飯(炭水化物)が肥満の原因というのは少し間違いで正しい食べ方をしていれば日常生活では問題になりません。これを機会にお米の良さを認識していただきたいです。

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