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地球沸騰化について考えてみよう!

私が小学校時代、今から60年も前の話になりますが夏の最高気温が32度くらいだった記憶がありますが、近年は35度を超え40度近くを記録する状態になっています。雨の降り方についても時間当たりの降水量が3倍くらいは当たり前の状態です。河川改修により川の流れは良くなりましたが水を抱えることができる川幅も狭く貯水機能を果たす水田の宅地化が進んで身近なところで災害を起こす危険性が出てきています。大型台風の襲来もしかりです。私が選んだ農業で見ても農作物への影響は害虫の多発、生産量の減少や品質低下、果物の着色不全など栽培状の問題もありますが、何より作物を栽培する条件の良い耕地が少なくなっている現状です。このまま地球の沸騰化が進めば災害だけでなく食糧事情も大半を輸入に頼っている現状を見ると高温に弱い小麦などは生産量が30%近く減少するといわれています。東大の○○先生は世界で一番早く餓えるのは日本であると危機感を訴えておられます。このように地球沸騰化が進めば食べ物だけでなく居住空間も失われる状態になると思っています。野菜の生産についてもかっては大量生産大量消費の時代もありましたが、農業者の高齢化で大産地にも生産をあきらめる農家が多くなり生産現場でも異変ともいえる現象が起きています。身近なエリアでも同様の現象はありますがかろうじて残った生産現場を大切にしていかなければ健康はおろか生命維持も困難になると思っています。

温暖化を他人事として認識するだけでなく一人一人が重く受け止めて地球環境の維持に努めていく必要があります。

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