フジワラファームのイメージ
私は昭和バブル期からイタリア野菜を栽培しています。今から35年前だと東京でも本格的なレストランも少なく野菜を作っても販売先は限られていました。その当時業務販売しか販売の手立てがなかったので業務主体のファームになってしまいました。以後もそのスタイルで販売が継続されてきました。ただ味と品質を追求したのは事実ですが個人販売を無視したわけでもありません。本来の味を追求するのは農家の使命だと信じています。野菜本来の味を皆様に味わっていただきたいとの想いでデパートでの販売にも頑張ってきました。青空市に価格度外視で商品を出したこともありますが1週間が経過しても1袋も売れなかったのが現状です。でも今まで継続してこれたのには欧米の肉食文化の中で生かされてきた洋野菜の機能性を食生活に生かしてほしかっただけです。健康面でも優れている栄養が沢山あります。僅かですが収穫体験に来られた方には美味しさと魅力を感じてもらっています。コロナ以降、個人のお客様に洋野菜を認知していただく為に色々な体験教室なども企画してファームの想いを知っていただく努力をしています。まずはファームの野菜を食べていただき価値を実感していただきたいです。
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