食育の重要性
お米不足で安値販売の話題が持ちきりですが、私は食育の観点から農産物全般で見直す時期になっていると思います。私は特に食育が重要だと認識しています。私も親から野菜を食べろと言われるまでもなく農家である私にとって母が作る旬の野菜ばかりが食卓に並べていたので普通に野菜を食べるものだと思っていました。肉など食べる機会の少なかった私にとって野菜は重要な食べ物だと認識していたからです。
しかし、現在では肉類を中心に食生活が変化してきています。確かに蛋白質、脂質は重要な栄養源ですが偏った食べ方で成人病も年々増加して低年齢化しているのも事実です。
そうした偏食を修正してくれるのが野菜や果物の持っている抗酸化力でありポリフェノールそのものです。ポリフェノールは赤ワインだけではありません。あらゆる植物が自然界で生存していくために獲得した苦みや辛み、色素、ビタミン、ミネラルなどです。私たちの体で作ることができない栄養素で重要な働きをするのがポリフェノールです。ここが重要なポイントで親自身が認識してなく子供に教えられないのが大きな原因だと思います。肉を沢山食べると体の中で活性酸素を作り出します。活性酸素はある程度は必要ですが多すぎると細胞を傷つけたり病気の原因になったりシミやシワになります。この状態を改善してくれるのが野菜などに含まれているポリフェノールです。成人病を含む厚生省の予算増額、医療の崩壊など後手後手の対処療法に過ぎないのではないかと私は思います。個人個人が食生活の重要性を見直し健康意識を高めれば成人病も少なくなり医療の崩壊も少なくなると信じています。健康で生活するためにも農業生産を担う食について国民一人一人が考え食生活を見直すことが今問われていると思います。
私は食育を広めて健康社会を作っていきたいと思っています。私にもお手伝いをさせてください。学校や社会学習の場で【野菜の力】を案内したいです。
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