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災害時のおかず。

災害時のおかず
 災害時のおかず作りの要望が多数寄せられてきたので少しだけ案内します。
 災害時はレトルト食品や缶詰めなどで急場をしのぐことができますが、長期の避難生活で物資が不足してきている状態で食料になるものを調達するのは非常に困難です。長期間保存が効き少し手を加えるだけでおかずになるとありがたいですね。
 

健康を維持するために必要な蛋白質
イリコの甘辛煮:干したイワシの乾物です。料理ではだしとして使いますが良質な蛋白質です。砂糖を水で溶き火にかけてカラメル状にしたものにイワシを入れ混ぜるだけです。イワシは鍋で少し炒って香ばしくしておくと美味しさが増します。ゴマなど一緒に加えれば魚油と油脂油の両方が摂取できます。
納豆:納豆は避難所で発生しやすい梗塞など血栓予防(エコノミー症候群)に効果があり取り入れたいおかずです。乾物の大豆を煮て柔らかくしたものに納豆菌を添加するだけでできます。煮豆や豆乳なども可能ですが材料や加工材料が沢山必要です。
高野豆腐の甘煮:高野豆腐は豆腐そのものです。砂糖水でふやかし煮詰めるだけです。お子さんにも甘いので喜んで食べていただけるのでは?精進料理の定番です。
缶詰めを利用:サバ、サンマ缶詰めを利用で煮汁迄利用。サバ缶炊き込みご飯
ご飯を炊くときに煮汁と水を合わせた炊飯水を加えるだけであとは同じ。炊けたご飯にさばの身をほぐしたものを混ぜれば出来上がり。魚油が梗塞予防。

ビタミンミネラル:生野菜から摂取できればよいのですが避難状態では簡単ではありません。日ごろから野菜の外葉などを使ってふりかけや佃煮を準備しておくと災害時には便利です。根菜を保存しておけば便利です。
切り干し大根ナムル:切り干し大根,コンブ、ワカメなど水でもどしてしっかり水切りをして鯖缶、ゴマなどと一緒に混ぜれば出来上がり。
切り干し大根煮もの:切り干し大根を水でもどして醤油、砂糖、水を加えて煮込むだけです。

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