業界共済新聞の取材を受けました。
昨年、専門書の本を出版したこともあり農業に取り組まれた経緯などの取材を受けました。
今まで洋野菜に取り組まれた想いなどお話しました。
洋食業界の現状と今後の取り組みなどもお話ししましたが、私が30年前に経験したグルメブームの時代とは違い低価格商品があふれている現実を見ると
今後の展望が容易でないことは想像することが出来ます。リーマンショック以降庶民の方が農産業に何を求めているのか再度見聞する必要があるように思います。
私がヨーロッパに視察研修に行った際、オランダからフランス、イタリアとお国柄もありさまざまな働き方、余暇の過ごし方など生活全般にも触れることが出来ました。
今後、日本でも農業でしか味わえない楽しみを生み出す部門が伸びる様に思います。
昨日テレビで魚の陸地養殖などの取り組みが紹介されていましたが、商社をはじめJR迄もが取り組んでいました。資金力のある大手が大面積でコストまで計算しつくされた
内容です。春先にはセブンイレブンが植物工場で自社販売レタスの生産を始めております。私の友人で納品業をしている方も少し割高だけど不足する時期も安定した納品が出来るので
助かっているとのことです。
魚については大きな伸びがあるように思いますが、野菜については最終単価が安いので販売先の状況次第ではないかと思います。
今後の農林水産業だけでなく個々での取り組み含めての研鑽と市場開拓がますます要求されることとなるように思います。
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